土田研究室では、工学的なアプローチにより未知の表現世界を探求する「表現工学」の研究に取り組みます。動きや感覚をデータ化し、情報として処理することで、新たな表現やそれを支援する手法の創出を目指しています。具体的には、アート・エンタテインメントやダンスなどの対象の分析・創作・指導・評価などへ応用していきます。

技術と創造力

表現」をテーマに、技術やデザインを駆使し、学際的な研究に取り組みます。ダンスや音楽、映像、漫画、デジタルアートなど多様な分野を探求し、独自の技術・知識を積み上げていきます。

【表現世界の拡張】

  • 自らデバイスやシステムを作成し、表現を拡張する。
  • その成果を研究論文として論理的にまとめる能力を身につける。
  • 作品制作・研究制作などを通して美意識を磨く。

【多様性と協働】

  • 学生たちは多様なバックグラウンドを持ち寄り、互いに協力しながら研究に取り組む
  • 学生たちが共同でプロジェクトに取り組むことで、新しい視点の獲得やアイデアの創出を促す。
  • 互いに刺激し合いながら、研究室独自の知見を生み出していく。

【独自の研究文化】

  • 学生たちが心置きなく意見や疑問を共有し、自主性を持って研究活動に取り組めるよう、教員は心理的安全性が保たれた環境を構築し、その環境下で学生たちをサポートする。
  • 情報共有を重視し、風通しの良い環境を構築する。
  • 組織外との交流を活発化させ、外部の常識を理解し、研究室の視野を広げていく。
  • 学生たちが違うコミュニティをもつことを推奨し、自分の意見や疑問を安心して発言できる環境を整える。
  • 研究の取り組み方(サーベイ方法など)についての講義を実施し、学生たちが研究活動において自主性を持って取り組めるようサポートする。
  • 学生の意思を尊重し、目標に向けたアプローチを提案していく。
  • ちょっと楽しい」感覚を大事にして、遊び心を持って研究に取り組める環境を構築する。

【幅広いスキルの獲得】

  • 研究や研究室内勉強会を通して、プログラミングやデータ解析、ソフトウェア・ハードウェア開発など、幅広いスキルを身につける。

【国際交流や留学を通して視野を広げる】

  • 国際交流を重視し、留学生の受け入れや、国際的な研究プロジェクトへの参加ができるよう整えていく。
  • 学生たちが海外の大学や研究機関と連携し、留学や共同研究を通じて自分の視野を広げる機会を提供していく。

土田研究室では、これらの特徴を活かし、学生たちが自分らしい表現を追求し、将来への道筋を見つけることができる環境を提供していきます。また、学生たちが互いに刺激を与え合いながら、表現や技術の開発/創出に取り組めるよう環境づくりを進めていきます。

土田研究室では、学生一人ひとりが自分の興味や専門性に合わせて研究を進め、関連する分野や応用技術の開発に取り組んでいきたいと考えています。学生たちと共に、「表現」を、新しい工学の目線で拡張していくことを楽しみにしています。

是非一緒に研究を楽しみましょう!土田研究室での学びが、皆さんの成長に繋がり、将来への道筋を見つける手助けとなることを願っています。

2023.04.25 土田修平
(更新)2024.06.25 土田修平