教員の土田です。

学生が配属されるまでは最早ただの土田の日記となりそうですが、誰かの目に止まればラッキーかなということで細々と書いていこうかなと思います(学生が入ってきたら、是非研究室の楽しそうな雰囲気が伝わるブログを書いていただけたらありがたいです)。

4/27(木)に学生5名+五十嵐悠紀先生をお連れして、株式会社ZMPに訪問しました。お茶大正門から徒歩15分程度で到着しました。近い!(このアクセスの良さは、大学と連携して研究を進める上で大変便利な気がしますね…!)

お茶大正門前にて。撮影は五十嵐先生。


ZMPは自動運転技術を活用した車両やバス、一人乗りロボ、警備ロボ、宅配ロボ、物流ロボット、無人フォークリフトなどなど、ヒトとモノの移動を便利にするロボットを提供している会社です。
公道を安全に自動走行できるロボットは日本で2社程度しかなく、そのうちの1社がZMPとのことです(すごい)!!

RakuRoの準備中

今回は、RakuRoという自動走行ロボットに乗せていただきました。

小さいながらもしっかりとした推進力で、茗荷谷付近は坂が多いのですが、全く問題なく坂を行き来できました。椅子もふかふかで謎の安心感があります。
また、ロボットの正面に目が表示されるなど親しみやすいデザインとなっており、道行く人達も興味津々のご様子でした。
人が前に現れると「こんにちは!」と挨拶したり、信号がある横断歩道の前ではしっかり止まって、赤信号のため止まっている趣を喋っていたりするなど、ユーザのことがしっかりと考えられたインタラクションデザインがなされていて大変感心致しました。

RakuRoに乗っている図
赤信号をしっかりと認識して停止、青信号になると再出発

RakuRoが喋っているところ

試乗後、CEOの谷口さんを交えながら、ロボットの未来や教育の未来についてたくさん議論させていただきました。こうした産業界との緊密なつながりを持つ大学では、学生たちは最新の情報やビジョンを直接聞くことができ、自身の研究やキャリアに役立てることができるかと思います!

突発的に募集をかけた見学会でしたが、5名の学生と五十嵐先生に来ていただき、大変楽しい見学会となりました。

来年度4月より立ち上がる予定の共創工学部においては、このようなロボットを扱ったソリューションについても学生と共に議論を進めていければ良いなと思いました。