教員の土田です。

2023年11月4日(土)に開催された第3回日本ダンス研究会に参加しました。土田が幹事を務めている研究会です。

研究会の立ち上げ話はこちらに。

今回は初の対面開催ということで(幹事も対面でお会いしたことはなかったり)、どれだけ人が来るのか、そもそも発表集まるのか〜??など不安はたくさんありましたが、蓋を開けてみると大盛況!登壇発表8件、デモポスター発表4件集まり、現地参加者は51名でした。

会場は東京大学駒場キャンパス 21KOMCEE Westを使わせていただきました。
広々としていてカッコ良い会場でした。

私は勉強会の講師も務めまして、CCBTでのワークショップと同様に「YOLOv7を用いたダンス映像制作ワークショップ」を実施。

2時間しかなかったのでかなりペース早かったのですが、後でさまざまな方から面白かった、こういった切り口からプログラミングを学ぶと楽しそうだ、といったコメントが得られ、自己満足度は高かったです。笑

共著で入っている、関学の井上さんの「ダンス経験者が未経験ジャンルのダンスを楽しむための解説系Webシステムの開発」という発表では、たくさんのご意見をいただき、今後の方針の参考になりました。
ScrapBoxも活発に利用されており、便利なツールだなーと改めて感じました。

第一回日本ダンス研究会でお世話になったKeli Shenさんにもお会いできたのは、個人的にびっくりでした(まさか来ていただけるとは…!!!)。

デモ・ポスター発表も対面開催ならではの醍醐味ですね。

今回はフロアディスカッションというパネルディスカッションに参加者も巻き込んでいくようなスタイルの新たなセッションも設けました。議論もかなり盛り上がりまして、ダンス”なら”何ができるか、ではなくて、ダンス”でも”何ができるかを考えていくことも大事なのではないかといったフロアからの問いかけは、今後の研究を進めていく上で大事なポイントでもあるなと感じました。

ディスカッションの中で自分が述べたことは、

  • 研究から社会実装の難しさ
  • ウェルビーイングにおいてダンスというコミュニケーションが大事
  • AIが創造性にとってどのような影響をもたらすか
  • HCIにおけるアクセシビリティ/ダンスのアクセシビリティ
  • 伝統芸能のデジタルアーカイブの活用

懇親会も対面だからこそできるイベント!
20名ほどの参加者で集まり、研究やコミュニティについてたくさん議論しました!めちゃくちゃ楽しかったです!
集合写真の撮り忘れていたので、居酒屋に最後まで残っていた方々でパシャリ(一応酔っ払っている中でSNS等にアップして良いか確認したので写真まま掲載)。

運営には、神戸大の初田さん、お茶大の銭屋さんにたくさん手伝っていただきました!
特に受付の担当をしてくださり本当にありがとうございました!

来年度も引き続き開催していく予定です!
また、運営大変なので、サポートメンバーに入ってもいいよという方いらっしゃれば是非お声がけください。Podcastもよろしくです!